こんんちは、管理人です。
カード占いというとタロットカードがまず思い浮かびますが、タロットカードの一種として「インナーチャイルドカード」というものがあります。
インナーチャイルドは、人の心の奥底に存在するという内なる子供。
傷ついた自分自身の本音や叫びの象徴です。
インナーチャイルドの存在に目を向け、傷ついた心を癒してあげることで、自分自身を理解し、自分に自信を持ち、自分らしく生きることができます。
そんなインナーチャイルドの声に耳を傾けるために使われるカードが、「インナーチャイルドカード」です。
今回は、「インナーチャイルドカード」とはどんなものなのか、解説していきます。
目次
「インナーチャイルドカード」はどこからきたのか?
「インナーチャイルドカード」とは、タロットカードの一種として近年話題となっているカードです。
カード占いとして一般的なタロットカードには、悪魔や死神など恐いイメージの絵柄があるため、敬遠してしまう人も少なからずいますよね。
これに対し、インナーチャイルドードには、「恐いカード」がありません。
「インナーチャイルドカード」の絵柄は、全て童話やおとぎ話がモチーフとなっており、可愛らしくあたたかなイメージを伝えるものばかりになっています。
これは、「インナーチャイルドカード」が「幼い子でも楽しめるように」作られたカードだからです。
「インナーチャイルドカード」は、米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって1993年に初めて作られました。
イーシャとマークは、「幼い娘たちでも怖がらずに安心して楽しめるように」という想いから、この「インナーチャイルドカード」を作り上げたということです。
タロットカードの神秘性は、おとぎ話の神秘性によく当てはまることに気づいたは二人は、「恐いイメージや否定的なメッセージがなく、潜在意識に働きかけるカードを」という意図で、このカードの作成に力を入れました。
それぞれの物語を思い出させる絵柄は、なつかしさのあるほっこりとしたもので、物語の教訓とカードが伝える意味がうまく融合されています。
インナーチャイルドカードの特徴
上記でも触れましたが、「インナーチャイルドカード」には、
①恐い絵柄がない
②ネガティブなメッセージがない
という二つの大きな特徴があります。
「インナーチャイルドカード」の絵柄のモチーフは、赤ずきんちゃんに始まり、ピーターパンから白雪姫、シンデレラなど、おとぎの国から抜け出してきた楽しくあたたかなストーリーの主人公たち。
その絵柄のトーンもほっこりとした雰囲気があり、子供はもちろん大人でも童話の世界に引き込まれていくような感じを受けます。
タロットカードと同じように、占いのツールとして作られていますが、神秘性の強いタロットカードに比べ、子供から大人まで幅広く対応できる作りとなっています。
子供たちと一緒に使うこともできますので、物語を思い出し、ストーリーを伝えながら楽しむという使い方もできそうです。
「インナーチャイルドカード」でできること
インナーチャイルドとは、傷ついてしまった子供のころの自分のイメージです。
インナーチャイルドと語り合い、本音を聞いてあげることが、自分自身を癒すことにつながります。
この「インナーチャイルドカード」は、まさにそのインナーチャイルドの本音を聞くためのツールです。
人間は一人では生きていけません。
人と人とのつながりがあってこそ、社会性を学び、我慢や妥協することを覚えながら、幸せな人生を送ることができるのです。
一方で、人との接触や摩擦によって疲れてしまったり、我慢しすぎて本当の自分がわからなくなってしまうことがあります。
「インナーチャイルドカード」を使うことで、「自分は本当はこうしたい」「なぜ毎日が憂鬱なのか」「将来どうなりたいのか」など、心の奥にしまい込んでしまった自分の本音を引き出すことができます。
また、子供のころの自分が押し殺してしまった「つらい」「かなしい」「さびしい」気持ち、そして子供のころに思い描いていた「夢」「希望」を思い出すことでしょう。
このような本音を知ることが、今現在抱えている悩みや問題の解決につながっていきます。
インナーチャイルドカードの使い方
「インナーチャイルドカード」は、タロットカードの一種ですので、タロットカードと同じように、占いのツールとして使うことができます。
しかし、「インナーチャイルドカード」の特徴として、「自分の心の声を聴く」ということが可能ですので、占いだけでなく、セラピーやカウンセリングのツールとしても多くの方が利用されています。
子供でも使えるように考えられたカードですので、例えば小さなお子さんがまだ自分の気持ちを上手に表現することができない時などに、「インナーチャイルドカード」を使うことで、小さな心の中でどんなことが起きているのか?を探ることもできるでしょう。
もちろん、自分自身の本音、子供のころの想いへの気付き、そのようなことにも「インナーチャイルドカード」は導いてくれますので、自分自身を知り、自分自身を素直に受け入れることができるようになるでしょう。
このように「インナーチャイルドカード」の使い方は簡単です。
初めての方でも気軽に試すことができますよ。
≪インナーチャイルドカードの使い方≫
心を落ち着けましょう
「インナーチャイルドカード」を使って、インナーチャイルドからのメッセージを受け取るという意識を高めるために、まずは心を落ち着けます。
ゆっくりと深呼吸するとよいでしょう。
カードをシャッフルしましょう
インナーチャイルドカードを全てまとめて、ゆっくりと丁寧にシャッフルします。
インナーチャイルドカードは、全部で78枚あり、そのサイズは一般的なタロットカードなどと比べて多少大きくできています。
そのため、どうしてもシャッフルしにくいという面もありますが、急ぐ必要はありませんので、自分のペースでゆっくりとシャッフルしてください。
カードを引きましょう
十分にシャッフルできたと感じたところでストップし、全てのカードの中から好きなカードを引いていきます。
自分の直感、インスピレーションを大切にし、これだと思うカードを引きましょう。
引く枚数に決まりはありません。
カードの意味を理解しましょう
引いた「インナーチャイルドカード」には、どんな絵が描かれているでしょうか。
ストーリーを思い出しながら、その教訓を思い出してみましょう。
「インナーチャイルドカード」には解説書が付属されていますので、その解説とともに読み取ることで、自分のインナーチャイルドが訴えているメッセージを理解することができます。
自分が感じたカードの印象も大切に
カードを見て感じた印象、そのカードが何を伝えていると感じるかなど、自分の感じ方も大切です。
直感的に感じるものがあれば書き出してみても良いでしょう。
《まとめ》
「インナーチャイルドカード」とはどんなものか、お分かりになりましたでしょうか。
誰もが心の中に持っているといわれるインナーチャイルド。
この小さな内なる子供は、今どんなことを考えているのか、どんなことを訴えているのか、何がほしいのか、手を差し伸べて耳を傾けてあげることは、実は本当の自分を知ることにつながります。
インナーチャイルドの声を聴きたいけれど、どうしたらよいの?という時に、ぜひ「インナーチャイルドカード」を使ってみて下さい。
「インナーチャイルドカード」は、そのためにあります。
「心の声を聴く」ということから、セラピーやカウンセリングにも使われています。
「インナーチャイルドカード」と使って、本来の自分の姿を取り戻しましょう。
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