こんにちは、管理人です。
インナーチャイルドは、幼いころに傷ついた心の象徴です。
その傷つき方の度合に差はあるものの、誰もが心の奥底に抱えており、大人になった自分の思考や行動を惑わせるといわれています。
自分では気づいていない思い癖の原因、何となく感じる生き辛さの原因は、インナーチャイルドと出会い、対話をすることで見つけることができます。
今回は、インナーチャイルドと対話する方法について、解説していきます。
目次
インナーチャイルドは知っている
なぜ自分はいつもこうなのだろう?
一体自分は何をしたいのだろう?
なぜいつも人間関係がうまくいかないのだろう?
なぜ自分に自信がもてないのだろう?
このように感じることはありますか?
自分ではそんなつもりはないのに、なぜかいつも同じパターンに陥ってしまうような時、それはインナーチャイルドからのメッセージなのかもしれません。
インナーチャイルドは、自分が幼い時に傷ついた心の象徴といわれます。
子供が傷付く原因としてよく挙げられるものが、機能不全家族です。
例えば、親がアルコール中毒であったり、虐待・ネグレクトがあったり、逆に過保護・過干渉であるような状況です。
このような家族の中では、子供は子供らしくふるまうことができません。
怖かったり、寂しかったり、悲しかったりするでしょう。
このように何らかの理由で心が傷付いた時、これ以上傷つかないように自分の本音に蓋をし、心の奥底に閉じ込めてしまうのです。
「寂しい、つらい、悲しいなどの本音を言ったり、自分らしく振舞うと傷付くのだ、これ以上傷つきたくないから自分の本当の心を抑え込んでしまおう」ということを学んでしまうからです。
しかし、子供が傷付くのは機能不全家族の中だけではありません。
こういった見るからに明らかな家庭問題がなく、ごく一般的な家庭においても、子供は些細なことで傷つくことがあります。
言い換えれば、傷つき方の度合に差はあるものの、誰でもインナーチャイルドを抱えている可能性があるのです。
例えば、
親が共働きで忙しくかまってもらえない ⇒ 甘えたいけど甘えることができない ⇒ 自分は愛されていないと勘違いする
悪いことをして叱られる ⇒ 自分のことを嫌いだから叱ったのだと勘違いする
お父さんとお母さんは勉強ができると喜ぶ? ⇒ 本当はつらいけれど、勉強も頑張りいい子のふりをする
上記は一例ですが、子供であるが故の思い込みや勘違いから、本音を抑え込んでしまうこともあります。
本来、子供とは、自由奔放で自分の感情を感じたままに表現し、熱中したいことに熱中し、信頼したい人を信頼する、時に自己中心的でもある存在なのです。
しかし、何等かの理由でこのような子供らしさを抑え込んでしまった時、その抑え込んだ感情は満たされない感情として潜在意識の中にインプットされて残っていきます。
潜在意識の中の情報は、大人になっても消えません。
そして、大人らしく理性をもった行動をとろうとしたとき、この潜在意識の中にある子供のころの感情が、自分を惑わせてしまうのです。
自分ではなぜかわからない自分の思い癖、思考や行動パターンの理由を、インナーチャイルドは知っています。
なんとなく生きづらい、いつも同じパターンに陥る、なぜかわからいけれどできない・・・
このような時には、ぜひインナーチャイルドを訪れてみてください。
インナーチャイルドと出会い対話をすることで、その原因を探ることができるのです。
インナーチャイルドとの対話の方法
インナーチャイルドと対話する方法はいくつかあります。
自分で簡単にできますので、好きな方法を試してみてください。
はじめは心を開いてくれないかもしれませんが、何度も訪れるうちに、だんだんと心を開いてくれるようになりますよ。
瞑想をしながらインナーチャイルドに話しかける
インナーチャイルドがいる世界へ瞑想の旅にでましょう。
一番落ち着く静かな部屋を準備し、リラックスできる状態に整えます。
ベッドに横になってもよいですし、心地の良い椅子にもたれてもよいでしょう。
心を落ち着け、目を閉じて、インナーチャイルドのいる世界をイメージします。
自分の幼いころを思い出し、寂しく一人ぼっちのインナーチャイルド、つらい思いをしているインナーチャイルドに優しく話しかけましょう。
「どうしたの?」「何をしてほしいの?」「何がほしいの?」と声をかけ、気持ちをじっくりと聞いてあげるのです。
そして、「あなたはもう一人ぼっちじゃないよ」「私がいつもそばにいるよ」「安心していいんだよ」「大好きだよ」ということを、しっかり伝えてあげてください。
一度ではなく何度も定期的に会いに行くことで、インナーチャイルドはだんだんと心を開いていき、気持ちが通じ合うようになるでしょう。
自分宛に手紙を書く
手紙を使ってインナーチャイルドと対話をすることもよい方法です。
子供のころの自分=インナーチャイルド宛に手紙を書いてみましょう。
大人である今の自分から、寂しがっているインナーチャイルドに、「今まで放っておいてごめんね」「いつもそばにいるよ」「これからはずっと一緒」「あなたのことが大好き」というメッセージを伝えます。
インナーチャイルドは、当時かけてもらいたかった言葉を待っています。
ありのままのインナーチャイルドを愛しているということを伝えてあげてください。
次に、子供のころの自分=インナーチャイルドから大人の自分宛の手紙も書きます。
この時、利き手とは反対の手で書きましょう。
利き手とは反対の手で書く時、潜在意識の中にある感情がよく表されるといわれています。
頭で考えるのではなく、心の声を素直に表現することができるのです。
利き手ではないので、字が上手に書けなくて当然です。
子供のころの自分が書くのですから、下手な字でよいのです。
なによりも自分の心に正直に書くということが大切なのです。
ぬいぐるみや人形を使って対話する
お気に入りのぬいぐるみや人形を、インナーチャイルドに見立てて話かけてみてもよいでしょう。
瞑想の時と同じ様に、「どうしたの?」「何がほしいの?」「いつもそばにいるよ」「大好きだよ」ということを伝えてあげましょう。
心の中で対話してもよいですし、それが難しい時には実際に声を出して話かけても構いません。
対話ができたら、しっかりと抱きしめてあげましょう。
《まとめ》
インナーチャイルドとの対話の方法についてお話しました。
インナーチャイルドは、子供のころに傷ついた心の象徴として、誰もが抱えているといわれています。
その原因や傷つき方の度合いは人それぞれではありますが、癒されなかった子供のころのネガティブな感情が潜在意識の中に残ってしまうと、それにより大人になった自分の思考や行動が惑わされてしまいます。
そのため、自分ではなぜかわからない生き辛さを感じることになります。
この生き辛さを解消するためのカギがインナーチャイルドです。
インナーチャイルドと対話し、子供のころの本音を探ることが、問題解決に第一歩となるでしょう。
インナーチャイルドとの対話の方法は、一般的な瞑想から、手紙、人形やぬいぐるみの利用などがあります。
自分にあった方法を見つけて、インナーチャイルドを訪れてみてください。
一度で本音を知ることは難しくても、何度も通ううちに心が通じるようになりますよ。
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