こんにちは、管理人です。
インナーチャイルドは、自分の傷ついた心の象徴です。
この傷ついた心が癒されないまま大人になってしまうと、現在の自分の行動や思考パターンになんらかの影響を及ぼすといわれていますね。
このインナーチャイルドを癒してあげることで、本来の自分を取り戻すことができます。
インナーチャイルドを癒すための方法が、「インナーチャイルドセラピー」です。
試してみたいけれど、一体「インナーチャイルドセラピー」って何なのかな？どんなことをするのかな？と思っている方も少なくないでしょう。
今回は、インナーチャイルドセラピーについて、解説します。
目次
なぜインナーチャイルドを癒すのか？
この世に生まれてきた全ての子供は、無条件に愛してくれる親に抱きしめられ、自分は愛されている、必要とされているということを実感することで、他人を信じることを覚えていきます。
しかし、なんらかの形で心が傷ついてしまい、それが癒されることなく大人になった時、思考や行動パターンに様々な弊害が生まれてくるといわれています。
自分の潜在意識の中に秘められている自分では気づかない記憶が原因である場合、自分では「なぜこうなってしまうのか？」「なぜいつもこうなのか？」そして「自分はどうせいつもこうだから・・・」というネガティブで否定的な感情が心を支配してしまいます。
そこで、インナーチャイルドと出会い、癒すことが必要となってくるのです。
「インナーチャイルドがこう感じているから自分はこうなのだ」ということに、自然に気がつくという人は少ないでしょう。
インナーチャイルドを探し出し、出会い、語り合うことが必用なのです。
そして、その傷ついた心に寄り添い本来の子供の姿を取り戻させてあげるのです。
本来の子供の姿を取り戻したインナーチャイルドは、怒り、悲しみ、罪悪感など、否定的な感情を排除することができるでしょう。
「こうするべきである」という思い込みやゆがんだ考え方から解放されるでしょう。
「自分はダメなんだ」「自分はできないんだ」という自分に対する制限を取り除くことができるでしょう。
そのために、インナーチャイルドを癒すことが必用なのです。
そうすれば、本来の自分の姿を認め、自分らしく生きていくことができるのです。
インナーチャイルドセラピーは一つではない
幼いころ、本当の気持ちを自分の中に抑え込んだまま生活してきた記憶、ため込んでいた感情を、解放させてあげることが、インナーチャイルドセラピーの目的です。
素直な気持ちやありのままの感情を表現させてあげるためにインナーチャイルドセラピーはあるのですが、実はその手法は一つではありません。
当時の感情を呼び起こして再体験し、そのころからため込んでいたネガティブな感情を癒すことが共通の目的ですが、そこまでのアプローチは各セラピストやヒーラーのオリジナルというケースも多いです。
どんな手法を選ぶかということも大切ですが、同時に自分が信頼できる、一緒にいて落ち着ける、安心できるセラピストやヒーラーの方を選ぶということも、インナーチャイルドセラピーを成功させるために重要になってきます。
代表的なインナーチャイルドセラピー
ヒプノセラピー
インナーチャイルドセラピーとしてよく使われる手法が、こちらの「ヒプノセラピー」です。
退行睡眠療法とも呼ばれています。
無意識の状態の中で、潜在意識の奥に潜む表現しきれなかった感情や、押し殺していた本音などを探り、その気持ちに寄り添い、癒すというものです。
睡眠状態では、意識が集中しやすいといわれており、感情も素直に開放することができるという効果があります。
睡眠療法ではあるのですが、ヒプノセラピーは完全に眠っているわけではなく、半分ボーっとしているような状態の中、セラピストが誘導していきます。
セラピストは、幼いころの気持ちを聞き出し、寄り添い、心を癒すように暗示をかけていくのです。
ネガティブな感情が愛情で満たされると、ポジティブな方向へ意識を高めていくことができます。
ポジティブなイメージを潜在意識の中に定着させることがインナーチャイルドを癒すことにつながっていきます。
インナーチャイルドカウンセリング
心が弱ってしまった時には、原因に関わらず強い味方となるのがカウンセラーです。
カウンセリングによって、インナーチャイルドを癒すこともできます。
幼いころの自分を探し、語り合い、寄り添ってあげるためにカウンセラーがガイドのような役割を果たしてくれます。
自分の気持ちを真剣に理解しようと耳を傾けてくれ、どんな心の状態であるのか、読み取ってくれます。
そして、解決の糸口を探り出すのです。
小さかった自分に戻って、そのころどんな気持ちでいたのか、不安だったこと、つらかったことなど、マイナスの感情を思い出して再び体験し、その感情を愛情で満たしてあげるように導いていきます。
「このカウンセラーならどんなことでも話すことができる」と思える、自分が信頼できるカウンセラーにお願いすることで、インナーチャイルドと出会い、癒しを与えることができるでしょう。
レイキヒーリング
レイキヒーリングとは、目に見えないエネルギーを使って癒しをもたらすものです。
「レイキ」は漢字で書くと「霊気」であり、実は日本で発祥した「手当療法（ハンドヒーリング）」のことなのです。
日本ではあまり一般的ではないのですが、海外では医療保険が適用されるほど、その効果が認められている国もあるそうです。
私たちが住む世界には、目に見えないエネルギーが溢れており、自然界から人間一人一人の中にも流れているといわれています。
この目に見えないエネルギーとレイキヒーラーがつながり、ヒーリングが必要な人になんらかの癒しをもたらすというものがレイキヒーリングです。
レイキヒーリングは、手当療法（ハンドヒーリング）というように、ヒーラーが手を当てることによりエネルギーを流し込んでいきます。
ヒーラーは、自然界とヒーリングを受ける人の間のエネルギーを流すパイプのような役割を果たしていると考えればわかりやすいかと思います。
インナーチャイルドが傷ついている状態では、エネルギーが正常に流れていないと考えられます。
レイキヒーラーが自然界のエネルギーによるパワーを、傷つき弱った心へ流し込んでいくことで、少しずつ正常な状態へ導いていくという手法です。
《まとめ》
インナーチャイルドセラピーにはいくつかの方法がありますが、どれも傷ついたインナーチャイルドを癒すために効果的な方法です。
今回ご紹介した方法は、全て専門家にお願いして施術してもらう方法ですので、自分に合った方法を選ぶことと同時に、自分が信頼でき、安心して全てを話せるような専門家を探してみてください。
信頼してお任せすることで、きっとインナーチャイルドと出会うことができるでしょう。
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