こんにちは、管理人です。
インナーチャイルドは、幼少期に傷ついたまま放置されてしまった心の傷の象徴です。
大人になっても潜在意識の中に残されていて、あらゆる場面で現在の自分の行動に影響を与えてきます。
誰もが心の奥底に抱えているといわれるインナーチャイルド。
子育てに忙しいお母さんも同じです。
お母さんの中のインナーチャイルドは、今どんな気持ちでいるでしょうか?
今回は、インナーチャイルドと子育ての関係についてお話していきます。
親の心の中のインナーチャイルド
子供が生まれ、母親、父親になった時、愛すべき可愛い子供の存在に幸せを感じるものです。
しかし、子育てをしていく過程で知らず知らずのうちに、わが子の心を傷つけてしまったり、もっと言うと、わが子を虐待してしまうという哀しい状況に陥る場合があります。
虐待だけではなく、過干渉、過保護により、子供の心の自由を奪ってしまうケースも少なくありません。
「愛すべき可愛いわが子」
この子たちの幸せを願っていながら、感情的になりイライラをぶつけてしまうことは、多くの親に心当たりがあるのではないかと思います。
なぜ、愛するわが子に、イライラをぶつけてしまうのでしょうか?
わが子ができないから?
わが子が悪い子だから?
そうではありませんね。
それは、親自身のインナーチャイルドが傷付いているからなのです。
自分が子供のころのことを思い出してみましょう。
「虐待をうけていませんでしたか?」
「親が大変厳格で、家庭内に厳しいルールがあった?」
「親が過保護だった?」
「厳しい言葉で攻められた?」
「言いつけを守らないと罰を受けた?」
「怒られないようにいい子のふりを続けた?」
「やりたいことをいつも我慢していた?」
「泣いていると怒られた?」
「いつまでも口をきいてもらえなかった?」
こういった対応を受け続けてきた子供たちは、心が傷つくと同時に、親にこれ以上叱られたくない、親に嫌われたくないと感じ、しいては、親と一緒に何とか生きていくために、その方法を探り出していきます。
「自分がやりたいことを我慢する」
「泣きたい、怒りたい、ぐずりたいなどの本当の感情を表さない」
「自由奔放、自己中心的な本来の子供の姿を押し殺して生活する」
そうすれば、親の機嫌を損ねてイライラをぶつけられることも親に嫌われることもないのだと、学んでしまうのです。
幼い子供にとって、自分の自然な感情、自分の自然な欲求、子供らしい行動を押さえるということは、大変なことでしょう。
しかし、親から傷つけられることを思えば、必死で我慢するより仕方がないのです。
そうするうちに、子供は感じることを忘れていきます。
我慢していることに気づかなくなっていきます。
自分の心を守るために、潜在意識の中で感じない、気づかないふりをするのです。
こうして潜在意識の中に住み着いたインナーチャイルドは、大人になり親になってもまだそこに存在します。
そして、いつまでも解放されることなく、愛すべき可愛いわが子に接する時でも、その接し方に何かしら影響を与えることになります。
例えば上で挙げたように、虐待や厳しいルールがあった、泣くと怒られた、いつも我慢していたなどという状況の中で育てられてきた親は、自分の子供にも同じような我慢を期待し、それができないとイライラして感情的になりがちです。
そのイライラしたり感情的になる原因は人によりことなるのですが、その原因は、「自分が育てられてきた環境」に起因するところが大きいといわれています。
本当は反省している自分
「ああ、今日も怒ってしまった、ごめんね」
子供を怒ってしまった後、このように悲しい気持ちになり、自分を責めてしまうお母さん方も多いでしょう。
「本当は怒りたくない、本当はイライラをぶつけたくない。」
「なぜいつも怒ってしまうのだろう?」
「なぜすぐイライラしてしまうのだろう?」
それが本心です。
しかし、頭ではわかっているのに心が勝手に反応してしまう。
だからコントロールできずに辛いのです。
どうしたらうまくコントロールできるようになるでしょうか?
このイライラをうまくコントロールするために必要なことは、
親自身の心が癒されることです。
子供のころの我慢から解放されることです。
親の心の中に潜むインナーチャイルドを癒してあげることなのです。
インナーチャイルドを癒すこと
子供のころのネガティブな体験、ネガティブな感情、トラウマに縛られて心が反応してしまう・・・
これをストップさせるためには、そのネガティブなトラウマ、つまりインナーチャイルドを解放させてあげる必用があります。
長い間傷ついたままであった自分のインナーチャイルドと語り合い、本音を聞き、癒してあげてください。
そうすれば、自分が本当は愛されていたのだということに気づくことができ、過去のネガティブな心の縛りやトラウマ、古い価値観から解放されることにつながります。
同時に幼いころには気づかなかった親の想いも理解でき、親との良い関係の築きにもつながるかもしれません。
また、インナーチャイルドは幼いころの自分ですから、インナーチャイルドの気持ちを理解することで、同じ様に幼いわが子の気持ちもよくわかるようになるでしょう。
そして、愛するわが子の心を傷つけるような言葉や行動に、ブレーキをかけることができるようになります。
愛すべきわが子を十二分に愛し、自由奔放にのびのびと成長する姿をほほえましく見守ることができるようになるでしょう。
そして、親子間の深い信頼関係を築くことができるでしょう。
わが子の中にインナーチャイルドを作らない
さて、上記1で、親がイライラしたり感情的になる原因は、育った家庭環境に起因しやすいと述べました。
自分が受けた親の影響により、自分の子供に対しても似通った接し方をしてしまう・・・
そうすると、知らず知らずのうちに、自分の子供の中にも同じように感じるインナーチャイルドが育ってしまう可能性があります。
つまり、イライラして感情的になる状況が、自分の親から自分へ、そして自分からわが子へと伝わってしまうかもしれないのです。
親である自分自身のインナーチャイルドを癒し親自身が癒されることは、この負の連鎖を食い止めることにつながるでしょう。
わが子はもちろん、その先の子孫までもワンダーチャイルドとして育ち、子供らしく、自分らしく生きることができるよう、今、自分自身を見つめなおし、インナーチャイルドを癒してあげてください。
《まとめ》
インナーチャイルドと子育ての関係についてお話してきました。
愛すべきわが子を十分に愛していないのではないか?どうして感情的になってしまうのか?などと悩む方は少なくありません。
わが子を感情的に叱り、その後自分を責めるような葛藤の毎日を送るお母さん方、まずは、自分自身のインナーチャイルドを見つめてみましょう。
わが子に対してイライラしたり感情的になってしまう時、それは自分が育った環境が原因である場合があります。
自分が親にどのように育てられたか?過干渉、虐待、家庭内の厳しいルール、家庭内不和、過保護など、状況は様々ですが、子供のころに傷ついた心がトラウマとなって、今の子育てに影響を与えている可能性があります。
自分自身のインナーチャイルドと語り合い、気持ちを理解してあげることで、自分が縛り付けられていたトラウマや、古い価値観などから解放され、自分らしい子育てができるようになるでしょう。
同時に、当時の自分の親の思いや、幼い子供の気持ちも理解できるようになり、我が子との信頼関係も深く築いていくことができるでしょう。
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