話題のインド占星術ってどんな占い?

こんにちは。管理人のうさぎです。

今日は、最近話題のインド占星術について紹介したいと思います。

インド占星術の起源

一般的には、占星学の起源は紀元前2000年よりも前のメソポタミアにあるとされています。

そして、インド占星術の起源については

そのメソポタミアの占星学がインドに伝えられ、発展したとか、

インド占星学の方が実は古いだとか諸説あり、確かなことは分かっていません。

ヒンドゥーの文化は非科学的とみなされていた背景があったため、インド占星学に関する古い文献はあまり残っていないようです。

インド占星術の特徴

・インド占星術は西洋占星術とは違い、はっきりした吉凶判断が可能

・自己診断ができる

・「ヴェーダー」と関係がある

・目的別の占いがある

・インド占星術の基本観念は「輪廻転生」と「業(カルマ)」

・宝石が護符として用いられていた

ヴェーダとは

ヴェーダとは、サンスクリット語で「知識」という意味です。

ヴェーダは、紀元前1000年前後にインドで編纂されたインド最古の宗教に関する文献群であるとされています。

しかし、当初は言葉で伝えられており、文章に書き起こされたのはかなり後になってからです。

そのため、いつから伝えられていたのか、作者は誰なのかは明らかになっていませんが、言い伝えによると、古代の聖仙(リシ)達が神から受け取ったとされていて、「天啓聖典」(シュルティ)呼ばれていたそうです。

「業(カルマ)」とは

「業」は、運命を形成させると言われており、「良い行為も悪い行為も、巡り巡って自分に返ってくる」という意味を持っています。

そして、インド占星術により占われる運命は、「業」の結果だとされています。

・4種類の「業」
「業」には、4つの種類があります。

1.サンチッタカルマ:前世の行いが蓄積した「業」

2.パララブダカルマ:サンチッタカルマのうち、現在の自分に返ってくる「業」

3.クリヤマナカルマ :現在の自分が生み出した「業」

4.アーガマカルマ:現世で蓄積され、来世で受ける「業」

インド占星術で占えること

インド占星術の中にも種類があり、自分が占いたいことによって種類は変えなければいけませんがインド占星術で占えることをまとめてみると以下のようになります。

1.対象者の外面的なこと(容姿、健康状態など)
2.対象者の内面的なこと(性格、考え方など)
3.財産
4.兄弟(兄弟、姉妹との関係性など)
5.不動産
6.恋愛
7.結婚
8.配偶者
9.子ども
10.仕事
11.親
12.乗り物
13.幸福
14.精神性
15.教育
16.強み・弱み
17.不幸や悲しみ
18.病気
19.未来の傾向
20.吉祥日

インド占星術で用いられるもの

①惑星
太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥが使われます。
※ラーフ、ケートゥは西洋占星術のドラゴンヘッドとドラゴンテイルのこと

これにプラスして、グリカとマーンディ(土星の衛星)を使用する人もいます。

②星座
12星座(牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座)が使われます。

③ハウス(室)

④出生図・分割図

⑤アシュタカヴァルガ
各惑星の各ハウスに対する吉凶を数値的に表す。

⑥ダシャー
未来を予測するための方法。いつ・何が起こるかやそれが正しいかどうかを予測できる。

⑦ヨガ
星と星との組み合わせを読む方法。

⑧トランジット
対象者の出生図と星の位置から運命を読み取る方法。

⑨ナクシャトラ
12星座とは別の27の星宿による区分。

⑩パンチャンガ
その日の吉凶や吉日の選定に使用される。

インド占星術を一から勉強したい人のために

インド占星術は本当に奥が深い占いなので本気で勉強したい方は是非、本などで勉強してみて下さい。

基礎からはじめるインド占星術入門 本多 信明 (著)
おすすめはこちら

インド占星術と運命改善法 丹羽智保(CHAZZ) (著), 武井利恭(ガネーシャ・ギリ) (著)
おすすめはこちら

実践インド占星術 本多信明 (著)
おすすめはこちら

まとめ

インド占星術がどのようなものかご理解いただけたでしょうか?

インド占星術は本当に奥が深くて説明してもしきれません。

占いに興味を持った方は是非、他のページもみて下さいね。

「インド占星術」の記事一覧